韓国料理でおなじみの「チヂミ」。
外側がカリッとしているのに中がモッチリとしている食感が特徴ですね。
このチヂミを作るときに使うのがチヂミ粉です。
このチヂミとよく似た日本の料理がお好み焼きです。
お好み焼きは小麦粉とベーキングパウダーが配合されたお好み焼き粉で作られ、ふわっとした食感が特徴です。
対して、チヂミ粉は小麦粉・片栗粉・米粉が配合されており、あの独特のモチモチ感を出しています。
どちらも小麦粉をベースとしていることには変わりはありません。
そこで、いわゆる粉物の保管方法として注意しておくべきことをチェックしておきましょう。
この記事ではチヂミ粉の賞味期限が切れてしまった場合、いつまで食べられるか?
また、保存方法などもご紹介します。
「チヂミ粉」の賞味期限はいつまで?
メーカーにもよりますが、たいていのチヂミ粉は半年~1年間くらいの期間が賞味期限として設定されているようです。
一般的な小麦粉についても、強力粉の場合は6か月、薄力粉・中力粉は1年間が賞味期限の目安です。
「チヂミ粉」は賞味期限が切れてから、何日まで食べられる?
いくらチヂミが大好物とはいえ、粉がなくなるまで毎日はとても食べるわけにはいきませんね。
1回使ったら適当に袋の口を止めて棚の奥へとしまい込んでしまうのが落ちでしょう。
気が付いたときには賞味期限が過ぎていたりすることはよくあることです。
粉ものゆえ、見た目にはそんなに傷んでいる感じがないので手元でとりあえず必要だと使ってしまったりしていませんか。
賞味期限が切れた「チヂミ粉」は未開封の状態で、直射日光を避けた涼しい場所に保管している場合なら、まだ1年間ほどは使えるようです。
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でも、開封してしまった場合は、1~2か月を目安に使い切った方が良さそうです。
早めに使い切りたいと思ったら、ちびちび使うのでなく、一気にたくさんのチヂミなどの料理に使ってしまい、出来上がったものを冷凍保存し、食べたい時に解凍して食べる、という方法もあります。
その他「チヂミ粉」を使用できる料理のレシピとしては、
・モチモチ食感のお好み焼き
・厚みのあるふんわり食感がたまらないパンケーキ
・豆腐にチヂミ粉をまぶして油で焼く揚げ出し豆腐
・鶏のから揚げを作るときにまぶしてモチッとした食感が楽しめるものなど
クックパッドなどのアレンジメニューを参考にバンバン利用してみましょう。
今までにない新しい食感に思わず「これもあり!」とうなずくレシピに出会えるかもしれません。
「チヂミ粉」はどんな保存方法がいいの?
「チヂミ粉」を始めとした粉物はとにかく湿気は大敵です。
例えば直射日光は当たらなくてもシンクの下や、四六時中湯気の当たる棚などに置くのは禁物です。
さらに気をつけたいのがダニ対策です。
直射日光の当たらない場所で、しかも買ったままの商品の袋に入れた状態のまま、棚の奥にしまい込んでしまうとダニの餌食になってしまいます。
ダニにとってはこういった暗い環境が活躍しやすいのだそうです。
また、薄い袋1枚ごときではダニはなんなく侵入してしまうのだそう。
湿気とダニ対策を含めて次のような方法で保管をおススメします。
・常温保存の場合
購入したときの袋のままではなく、ジップロックなど空気に触れないビニールの小袋に「チヂミ粉」を入れ、タッパーなどの密閉容器に乾燥剤と一緒に入れて、直射日光のあたらない風通しの良い場所で保管します。
ただし、この方法は比較的早く使い切る予定がある場合にした方が良いでしょう。
・冷蔵保存の場合
高温多湿の時期などは冷蔵庫で保存することをおススメします。
ただし、ここで保存する場合も密閉性の高い容器に入れて保存しましょう。
冷蔵庫は様々な食材が一緒に保管されていることから粉が臭いを吸収してしまう危険があるからです。
また、最初から使う分を計らずにすぐに取り出せるように100g単位で小分けにして冷蔵庫で保管しておくなどの工夫をします。
密閉容器とはいえ、冷たい冷蔵庫から暖かい常温の場所に出されたものは結露で湿気の心配が出てきます。
最初から全てのチヂミ粉を出さなくて良いように小分けするか、必要な分を使ってすぐに冷蔵庫にしまうということを忘れずにしましょう。
・冷凍保存の場合
いったん開封した粉は常温で適切に保管すれば1~2か月まだ使えるそうですが、冷凍室で保存した場合はさらに、使える期間が延び6か月間は保存できるとの事です。
これは小麦粉一般に関して言えることのようです。
冷凍室に入れた粉はサラサラとして通常通りの使用が出来ます。
注意したい点は冷蔵庫の場合と同じで、温度差から部屋に著時間置きっぱなしにすると結露で湿気の心配が出てくるという点です。
冷蔵庫の場合と同様、計っている間に結露しないように最初から一定量に小分けしてしておけば、必要な分だけ取り出せるので湿気の心配もありませんね。
腐った「チヂミ粉」の調べ方は?
粉物は他の食材と違い、パット見た目には傷みが分かりにくい上に、腐敗臭といった臭いや味ではわかりにくいという特徴があります。
粉物が傷む原因は湿気とダニ。
まず、湿気をそのまま放置しておくとカビの原因になります。
これは常温の時だけでなく、冷蔵庫や冷凍室に入れて保存した場合も油断できません。
冷蔵庫から出し入れしているうちに温度差で結露し、あっという間に湿気を吸ってしまうからです。
カビが出れば見た目にもわかりますね。
ちょっと見ただけではわからないのがダニです。
知らない間に繁殖し増えているのに確認しにくく、アレルギーの原因にもなりますからダニの発生しにくい保存方法で対策するしかありません。
チヂミ粉は賞味期限が切れてからいつまで食べられるの?|まとめ
一般の食材と異なり傷み方がかっきり目に見えないだけに放置してしまいがちなチヂミ粉を始めとする粉物。
適切な対策を取らないと、カビやダニ発生の原因になりますから、最初のひと手間で開封後も出来るだけ長期間使用できる工夫をしたいものです。
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